2021/08/24 立志式・学校関連イベント
「灯火を囲み、自分や仲間を見つめ直し、互いの親睦を深めること」と「中学校生活の目標を立て、新たに進むべき道を見つけられるように」と先生が考えられたのが、キャンドルに中学校生活での決意と誓いをたてるセレモニーです。
キャンドルは古くから、暗闇を照らし進むべき方向を示す"道しるべ"の役割を果たしてきました。また、「願いを込めながらあかりを吹き消すと、天使がその願いを叶えてくれる」という言い伝えや、自身の身を溶かしながら周囲を明るく照らすその姿から「相手を思いやる無償の愛の象徴」とされています。
「人は支えあい、寄り添いあってこそ生きていくことができる。これからも思いやりの心を忘れず、自分が決意した目標を実践すること。もし将来、挫折しそうなときや壁が立ちはだかるときがきたら、この日の気持ちを思い出してほしい。きっとキャンドルの炎が道を照らしてくれる。」との先生の想いが込められています。
今回、倉敷市立庄中学校様には、立志式に続きキャンドルをご使用いただきました。
先生方からは「全員がキャンドルを持ち、今後の目標を立て、黙想を行い火を消すことができ、中学校生活のよいスタートが切れたと思います。」生徒さんからも「キャンドルが素敵!火が灯ったところが綺麗です。」と喜びの声をいただきました。
これからの中学校生活に向け新たな目標をたて、今ここにいるみんなに幸せが訪れますようにと願いが込められたキャンドルのつどいでした。すばらしい中学校生活にしてほしいと、先生方の想いが生徒の皆さんにより伝わったと感じます。
2021年6月11日、岡山県の倉敷市立庄中学校様にてキャンドルのつどいが開催されました。
4月に入学した一年生は、自然教室へ行く予定でした。少年自然の家で自然について学んだり、キャンプファイヤーを通して自然のあかりに触れ、仲間と親睦を深めたり、中学校生活での目標や豊富を決意する場となるはずが、昨今の情勢を鑑みて中止となりました。
しかし、生徒みんなに同じような機会を与えてあげたいという先生の想いから、体育館で自然教室を行う計画をたてられ、レクリエーションも交えて行われたのがキャンドルのつどいです。
キャンドルセレモニーの発端と意味